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美容専門学校の入学試験の志望理由

美容専門学校の入学にあたっては、特に必要な知識やスキルはいりません。
専門課程の場合は高校を卒業している人か高校卒業見込みの人、高等課程の場合は中卒で美容室で働いている人であれば、誰でも受験することができます。

美容師はペーパーテストで適性を判断することができない、技術が勝負の世界

美容学校の入学試験は、大抵の場合は書類選考と面接で合否が決まります。
美容の専門技術は専門学校に入ってから勉強することなので、入学前の試験で実力を判定する必要がないのです。

また、美容師は技術が勝負の世界ですから、ペーパーテストで適性を判断することはできません。
もっとも、お客様に身近に接して、お客様のニーズに応じてサービスを提供する仕事ですから、会話やコミュニケーションの能力や、接客スキルは求められます。
しかし、それらの適性は面接試験で十分に判断できるものです。

美容専門学校に入学するには、面接試験に合格することが必要

面接試験で試験官の質問の意図を理解し、適切な受け答えができる人であれば、十分に適性があると判断することができます。
書類選考は、入学願書と卒業証明書や成績証明書等の書類を元に行われます。これらの書類だけで合否の判定が下されることはほとんどありません。

書類の不備があれば入学資格は得られませんが、必要な書類が揃っていれば、内容を理由に不合格とされることはまずあり得ないのです。
ですから、美容専門学校に入学するには、面接試験に合格することが必要となります。
美容専門学校の面接試験で主に聞かれることは、志望理由と健康状況、学校やそれ以外での主な活動内容です。

面接試験で最も重要なポイントとなるのは志望理由

当然のことですが、この中で最も重要なポイントとなるのが志望理由です。健康状況や学校の成績が理由で不合格になることも、余程のことがない限りあり得ないからです。
授業に耐えられない程病弱な人ならば不合格になることもあるでしょうが、そもそもそういう人は美容専門学校を受験しないでしょう。

また、いくら学校で優等生だったり、ボランティア活動に熱心だったとしても、志望理由がいい加減なものであれば、美容師の適性がないものと判断されてしまいます。
面接の際には、自分がなぜ美容師になりたいのかを、明確な理由とともに、熱意をもってきちんと説明することが大切です。

美容学校が求めているのは、お客様を美しくしたい、お客様の役に立ちたい、という熱意とやる気にあふれている生徒です。

自分の言葉で、こうしたことをきちんと相手に伝えることのできる人が適性ありと見なされるのです。
決して、女の子にもてるから、とか、お金が儲かるから、といった不純な動機を述べないように気をつけましょう。